

「TORANOGATE」では、災害発生時の安全性に関して最も優れた構造とされる免震構造を採用しました。建物内の什器備品等の倒壊を防ぐことが期待できるため、災害時の業務継続が重要視される官庁・病院等で広く採用される一方で、超高層オフィスビルでの採用例は希少とされています。
中間層の免震層が振動エネルギーをカットして建物の揺れを低減。上層階では躯体や外装などの損壊防止と家具の転倒による二次被害などを低減します。
構造別耐震性能
構造概要 | 適用されるべき建物 | 地震規模による建物被害 | ||
---|---|---|---|---|
大地震(震度6程度) | 中地震(震度4〜5程度) | |||
免震構造 | 免震装置で地震動エネルギーを吸収し、建物の揺れを極小化する構造 | 本社ビル、防災拠点、拠点病院、官庁等地震後に機能維持が必要とされる建物 | ◎ 軽微な被害 (主要機能確保) |
◎ 無被害 (機能維持) |
制振構造 | 制振部材により地震や風による 建物の揺れを抑える構造 |
一般病院、避難施設、コンピューターセンター等、地震被害を小さくしたい建物 | ◯ 小破〜軽微な被害 (限定機能確保) |
◯ 軽微な被害〜無被害 (主要機能確保) |
耐震構造 | 構造部材の強度で地震に耐える構造 | ある程度の地震被害を許容する 一般建築物 |
△ 中破〜小破 (人名保護〜限定機能確保) |
△ 小破〜軽微な被害 (限定機能確保) |
災害時、電力会社からの供給がストップした場合でもビル独自で、耐震性に優れた中圧ガスを燃料とするコージェネレーションシステムや非常用発電機などを活用した電力の供給が可能です。
※1 各区画分電盤まで実装 ※2 災害時の在館人数(帰宅困難者受け入れ人数 ※テナントは除く)想定より設定 ※3 雨水利用も併用
※1 Connected up to the power distribution board in each zone
※2 Number of people in the building at the time of disaster (number of people who cannot return home ※excluding tenants) Set as expected ※3 Combined use of rainwater
「TORANOGATE」では、人と地球に優しい環境で
ワーカーが快適にビジネスできるように
オフィスビルの各種認証取得を積極的に進めています。
「TORANOGATE」では、
非化石証書付電力を採用予定。
ビル運営に伴う環境負荷の低減とあわせて、脱炭素化推進に貢献します。
※掲載のCGパースは計画段階の図面を基に描いたもので実際とは異なる場合があります。なお、外観の細部・設備機器等は一部省略または簡略しております。また、図面等は今後変更になる場合があります。